風邪をひくと滋養強壮剤なんて飲んだりしますが…
2011.02.17
今週の月曜日から体調を崩していた僕ですが、
早く治さないといけないと思いつつ、
風邪薬だけでなく、いわゆる滋養強壮剤を飲んだりするのですが、
飲みながら…
「アスリートは、絶対こんなの飲まないんだろうなぁ」
と、瓶の成分表をみてあきらかなドーピングになるだろう
想いを巡らせてみるのです。
弊社は、ツール・ド・フランス関連の書籍、
とりわけランス・アームストロングの関連の本を出しています。
ツールもランスも、ドーピングと言えば過剰に反応するであろうくらい
取りざたされていることです。
やはり、20日以上、毎日のように200キロ近く走るレースを
するのですから、栄養剤の1つも飲みたい気持ちになるのでしょうが、
そこは、スポーツですから許されないのです。
昨年の、ツール・ド・フランスの優勝者アルベルト・コンタドールが
11月になって7月末に終ったレースでのドーピング検査に引っ掛かり
近く最終結論が出されようとしています。
クレンブテロールの陽性反応が出たとのことらしいですが、50ピコグラムという
微量であったことから、食肉に含まれていたものなのではないかという
論議を呼ぶこととなっているのです。
このクレンブテロールは、喘息などの症状に呼吸を楽にする作用があるとされる
薬物なのですが、食肉の赤みを増す作用があるとして
畜産農家では、一時多く使われていたようです。
しかしながら、人体への影響があるとして現在では多くの国では
添加を禁止している薬物とのことです。
1年間の出場停止処分とツールのタイトル剥奪が一部報道されていりましたが、
今週に入って色々動き出しているので、事態の収拾としては、
おとがめなしの方向に向かっているように僕は勝手によんでいるのですが、
李富玉という選手も同様の薬物が、食物汚染から検出されたとしながらも
2年間の出場停止処分を受けていることから余談を許さない
といった状況です。
さて、早く決着してもらわないと…
これで晴れてコンタドールが今年も
選手として活動できるならなら本作れるかも…