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巷での流行りもの

2011.01.31

東京では、乾燥した日々がまだ、続きますね。
今週も雨らしいもの雪らしいものは
関東にはなさそうです。


週末、友人家族が遊びに来る予定でしたが、
奥さんと上の娘さんはいらっしゃいませんでした。
どうやらインフルエンザに掛ったようです。
解熱後2日は、潜伏期間として
学校にも行けないらしい。


聞けば、インフルエンザなどで
最近では学校が直ぐ学級閉鎖になるようです。

学校保健法施行規則第20条で
インフルエンザや百日咳など感染症で、
クラス児童の2割が欠席となった場合、
学級閉鎖の対象となるようです。


アラフォーの僕は、幼稚園を入れても
学生時代に一度も学級閉鎖なるものを体験しておりません。
不謹慎ではありますが、何となく羨ましいような
最近の子供たちが…


とはいえ、このような時期だから体調管理が必要ですね。
良くうがいして、手を洗いましょう。


なかなか無いものですね

2011.01.28

自転車で本に出来るネタは無いものかなぁと
日々、方々を探しております。


アルベルト・コンタドールの本を作れないかなぁと、
探してもみたのですが、
やはり、渋いですね…。
海外の著者エージェントにも色々聞いてみたのですが、
ドーピング問題の結果が出ないと
コンテンツにするのも難しいらしいです。


そういう意味では、弊社から刊行している
ツール・ド・フランス勝利の礎
で、ヨハン・ブリュニールが語っているところくらいでしょうか。
サイクリストとしては、評価して語っていますけど
人間的には若さも含め、決して好印象には
語っていないものだけですね…。


ランス。アームストロングは、今年はいません。
スポーツ選手だから、当然なのですが、
サイクルスポーツ界としては
次のヒーローが早く位置されないと
安定した人気が得られなくなりますね。


そう言った意味では、コンタドールには
資格があると思うんだけどなぁ…
ことアンチ、ランスファンには、
受けるだろうなぁ…と。


シュレック兄弟も応援していますが、
いかんせん何だろう強い感じがまだないんだよなぁ…
速いんだけど…


速いと言えば、マーク・カベンディッシュですかね。
今年こそツールでグリーンジャージを見せてくれるのでしょうか…
が、ヨーロッッパ圏では、
どうもあまり評価が良くない記事が多いですね…
イギリス人だからなのでしょうか。
記事を読むと田舎者扱いのような表現があったには、
結構厳しいなぁと…。
まぁ、色々な意味でフランスのレースですからね。


コンテンツ開発に悩む今日この頃です。


たまには、都内から出てみまして…

2011.01.27

本屋さんは、日本中にあるのですが、
1人で営業していると電話やファックス以外では
なかなか都内からでた営業が出来なかったりします。


今日は、取材をかねて千葉の方へ行きますので
久しぶりに千葉方面の書店さんにも営業に行こうかと思います。


千葉方面と言えば、弊社が出すサイクリング関連本の
とても動きのいい地域です。


何故でしょうか?
本質は良くわかっていないのですが、
サイクリング関連の本に対してとても反応が良いです。
きっと、サイクリング愛好家が多い地域なのでしょう。


特に津田沼、千葉、南船橋あたりは、とても
書店さんの反応が良いのです。


あまり訪問できてないのですが、
行くのが好きな方面でもあります。


ああ、これで寒くいないともっと良いんですけどね~
今週末は、関東も少し天気が崩れるようですね。
年明けてから殆ど雨も雪も降っていないので
乾燥しすぎているくらいなので
ちょうどいいのかもしれませんね。

本屋大賞ノミネート作品が発表になりました

2011.01.26

今年も本屋大賞があるようです。
ノミネート作品が発表になりましたね。
4月13日に大賞の発表があるようです。
実は、大賞が決まるまでが出版社的には勝負だったりして…


決まってしまうと1位の書籍だけは加速度を増し販売が伸び、
それ以外は、ほとんど売れなくなる
大賞の読者の受け止め方がとてもシビアな昨今のようです。


どうやってノミネートしてもらうかは、
色々あるので書けませんが、結論から言えば、
僕の書店営業が足りず、今年もノミネートしてもらえなかったので
とても残念ですが、書店が活性化するのは
大変喜ばしいことだと思い
ブログ記事にさせてもらうことにしました。

本屋大賞ノミネート作品

・貴志祐介『悪の教典』(文藝春秋)
・百田尚樹『錨を上げよ』(講談社)
・夏川草介『神様のカルテ2』(小学館)
・有川浩『キケン』(新潮社)
・梓崎優『叫びと祈り』(東京創元社)
・奥泉光『シューマンの指』(講談社)
・有川浩『ストーリー・セラー』(新潮社)
・東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』(小学館)
・窪美澄『ふがいない僕は空を見た』(新潮社)
・森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川書店)


文芸書が本当に売れない昨今、
ノミネート作品が文芸書に偏っているのは、
何か意図があるのかもしれませんが、
僕自身は、文芸書を読む人なので
深読みしないことにしましょう。


例年、1~3月は、書籍が、最も売れなくなる時期です。
学生が受験や冬休みで本を読まなくなることもありますが、
一つの理由に版元が、年度末で本を出さなくなることがあげられます。


大手版元の場合、計画的に出版ペースを保っているので
あまり関係ありませんが、
中小の版元の場合、出版業に対する税制の関係、
つまり、発刊した段階で本に対して税金が掛る手前、
特に2月3月は、実売が伴わないと税金だけかかることを恐れ、
4月以降の発刊にする傾向があります。


書棚も空いているからこの時期に
発刊するのもゲリラ的手法ですが、
大学の生協さん等は、冬休み時期で
最も注文をとりたくない為、
ジャンルによっては、
逆効果となってしまう場合があります。


弊社も新刊が控えているだけに
さてどうしたものでしょう…

ランスの米国外最後のレースは67位のようです…

2011.01.25

ツアー・ダウンアンダー2011が終りましたね。


CS放送は来月のようですが、

取りあえず、ランス・アームストロングは、

米国以外でのレースは、これが最後と表明していただけに

期待していたのですが、表題通り67位でフィニッシュしたようです。

他の人の順位はネタばれになるのでCSで白熱したレースは見て下さい。

さて、本年のランスは、ガン撲滅運動などのチャリティーイベントへの参加が

とても多いようです。


この3年ランス&ツールで本を作り続けてきたのですが、

流石に今年は難しそうですね…

さて、今年はどんな感じで自転車の本を作ろうか…

朝起きてからどれくらいで家を出ますか?

2011.01.24

僕は、概ね40分です。
40分で何をしているのか…


起きて、トイレ行って、
シャワー浴びて、着替えて出発です。
朝ご飯は、というと
いつも早めに会社に来て
就業前にちょっと食べたりしてます。


さて、新聞は?
アラフォーの僕らの世代は、
新聞を読んだり読まなかったり割と
価値観が別れる世代とも言えそうです。
友人、知り合いの場合、ちょうど50%くらいですね。


僕らより下の世代になると新聞を読んでいる率が、
極端に下がるそうです。
理由は、ネット世代と申しますか、
ニュースは、ネットで知る世代になってくるのだそうです。


文字離れというのは、こういうところから
皆さん言われるのでしょうが、
ネットでもニュースを読んでいるので
文字離れとはちょっと違うようですね。
紙離れという方が正しいようです。


そんな僕の場合、新聞はかろうじて定期購読しているので
読んでいるうちに入るのでしょう。
ですが、朝は読んでいません。

いつ読んでいるかというと、
仕事が終わって帰宅後に読んでいるというのが
現状です。


もう10年以上そうなので、
タイムリーなニュースは、ネットで朝読んで
それ以外の記事を夜読んでいると言った感じですね。


新聞=ニュースとは捉えていないので
はたして意味があるかは分かりませんが、
ある意味古い体質なので
紙の新聞に何か価値を感じいる今日この頃です。


そんな紙の新聞の価値が問われる今日この頃、
読売新聞社が、小学館と共同で児童向け新聞を出すそうです。


3月3日からサービスが始まるそうですが、
読売KoDoMo新聞というらしいです。
小学館の他に中学校受験ではとても有名な
四谷大塚も記事協力していたり、
小学児童向けですが、英会話なども記事になるようです。


新聞といっても週刊らしく月500円とのこと。
今のところ関東6県のみのサービスらしいですが、
さて、どのくらいの小学児童が紙の新聞に興味を持つのでしょうか。
個人的にすごく興味があります。


僕の場合、背伸びして父親が読んでいたから
新聞読み始めたといった状況だったので、
子ども用というところにちょっと引っかかりますね。
僕らの児童の時の紙誌面と言えば、週刊少年ジャンプだったので
さて、今のお子さんたちは、向学心で新聞を読む世代なのでしょうか…?


今後の展開を期待してます。

面白い人間と面白い本

2011.01.21

早起きは、3文の得と言いますが、
どうなのでしょう。


いつも夜更かし生活を送っている僕なのですが、
久しぶりに早寝したら、目覚めが良く今朝は5時前に起きてしまいました。


朝風呂なんか沸かして何となく優雅な気分に浸り
いつもより30分以上早い電車にのり
通勤ラッシュにもあわず、
少し空いた電車で会社の始業時間の1時間前についてしまいました。


朝から少しゲラの気になっていたところを調べて、
コーヒーなんか飲んでいると
特に何をしたというわけでは無いのですが、
少し良い気分です。
皆さんもたまには、少し早めに会社に来て
そんな優越感を味わっては如何でしょう…


昨日の話…


僕は、1人で出版業務の大半を切り盛りしているため、
書店営業も当然行うわけです。
ほぼ毎日数件の本屋に行きます。


プライベートでも地方に行くと
先ず、書店に入りたくなるのは、
もはや職業病なのかも知れません。


昨日もいつも通り割と顔を出す書店さんへ訪問した際…


「営業さんっていうより、クリエーターさんっぽいですね」
髪も長いし、髭もはやしているので
堅気には、見えないのは承知しております…
「ああ、実は、編集も制作も僕一人なんですよ…」
「へぇ~、大変ですね。でも、面白いんじゃないんですか」
「そうですねぇ…」
と、いう風なやり取りをしていたのですが、
書店員さんから
「最近の出版社の方って面白い人が少ないですよね…
 面白いこと知っているっていうか、破天荒っていうか
 無茶してる人が少ない気がします…」
そのあとの話を要約すると
面白い人たちが作った本は、本当に面白いのに
つまらなそうな人が作った本は読みたくないと言ったことを
おっしゃっていました。


言い得て、妙ですが、その通りだと…つくづく思いました。
出版社の営業の話がつまらないと本を置いてもらえない…
結構厳しい話ですけどね。


しかし、出版業界全体に言えることですが、
諸先輩方が面白おかしくやってきたツケが廻って、
業界全体の景気が悪くなり、経費節減、業務管理など、概ね
編集者と呼ばれるクリエーター達が
もっとも忌み嫌う、一般社会的体質に馴染まなければいけなくなった
現状が、そうさせているのでしょう。


普通の人が作る、普通の本
つまらない人が作る、つまらない本…
やっぱり、
面白い人が作る、面白い本を読みたいですね。


さて、自分もつまらない人間にならないように
しないといけないなぁと思った瞬間でした。


ところで、面白い人ってどんな人?

通勤電車で何をしていますか?

2011.01.20

弊社は、東京駅にほど近い場所にあります。
この近辺に勤める人の多くは電車通勤であり、
僕も例外ではありません。

僕は、自宅からいわゆるドア・ツー・ドアで約1時間くらいの
通勤をしています。
電車に乗っているのは、正味40分くらいです。
自宅の最寄り駅が、始発だったり、無かったりしますが、
始発だと座って行けるし、そうでないと立ってます。

僕は、基本的に朝の通勤は、読書に時間を割いています。
仕事でも原稿読んだりするのですが、
娯楽としての読書は、別物なのです。
だいたい月に3冊から5冊くらい読むのですが、
きまって、電車の中でしか読みません。
小説などのフィクションなど別の世界観のある本を読んでると
朝から色々な意味で現実逃避で来て、通勤も苦ではありません…

と、かけるのは、事故等が無くてダイヤなどが乱れていない時です。

今日などは、他線の人身事故の影響で、
いつも遅れ気味な電車が、
より一層遅れ、まさしく電車は、すしづめ状態でありました。
流石にそういう時は、読書も出来ず、
痴漢に間違われないように両手の位置をひたすら確認するので精いっぱいでした。

なので、満員電車の話はやめましょう。

では、皆さん朝の通勤時は何をされているのでしょうか。
見まわした限りでは…

・新聞を読む
・携帯ゲーム機で遊ぶ
・携帯ゲーム機で映像を見る(テレビ録画等)
・ケータイ電話をいじる(メール、ネット)
・読書(書籍を読む)
・勉強(学業の他に資格試験等の参考書等を広げる)
・寝る
別枠
・音楽を聴く

寝る以外では、音楽を聴くが一番多い気がしますが、
読書やケータイ電話いじりと連動していたりするのです。
気が付けば、昔よく見た少年誌を読むが人が殆どいなくなりましたね。

ここにきて携帯ゲーム機がまた一気に増えましたね。
12月1日に発売されたモンスター・ハンター3の影響でしょう。
発売1月で400万本売ったのは伊達ではなさそうです。
電車に乗ると必ず1車両に1人以上が楽しんでいる様子です。
僕も400万分の1に寄与しておりますが、
以前、都バスの中でゲームをやってひどく酔った記憶があり、
通勤等では、遊ぶことを差し控えております。

以前よりケータイ電話をいじる姿は減った気がします。
僕の通勤が地下鉄であるからとは思うのですが…

最近は、電車の中で資格試験等の勉強をする人が
増えてきているように思えます。
就職というよりも通勤ラッシュ時間と言うこともあり
キャリアアップ風の方が多く真剣に本を広げる姿も
垣間見てます。

減ったと言えば、電車内の広告が本当に減りましたね。
雑誌の衰退が、直接的に左右している気がします。
何しろ、電車内で雑誌を広げえる仕草すら見かけないほどです。

皆さんいかようにか仕事場に向かう際に
仕事のことを考えないようにしている姿にとても共感を覚え、
もっと、皆さんに本を読んでほしいなぁと思う今日この頃です。

電子書籍って売れてるの?

2011.01.19

昨年から、弊社も積極的に参加をするため、
実用書系の出版社が多く集まっている
電子書籍を考える出版社の会に参加し
来るべき電子書籍時代に備えているのです。


そのようなわけで様々さ情報を探っていると
やはり、コミック、ロマンス、ノベルズに関しては、
もう市場が完全に出来上がっていると言った状況です。
しかし何故でしょう?
それは、殆ど報じられることはありません。


その市場は成年向け図書と言うキーワードが見え隠れします。
コミックと言えば、少年ジャンプや、マガジン、サンデーといった
メジャー誌があるのですが…


星野竜一さんって、漫画家ご存知ですか?


僕は前職でコミックの製作業務を行っていたこともあり、
相当な漫画さんの本を読ませて頂いていたのですが、
存じあげませんでした。


先日書店で星野竜一さんの単行本を見かけたのですが、
ケータイコミック500万ダウンロード!!
という、キャッチコピーを拝見しました。
裏は、とってはいませんが、
版元さんも全くのウソは言わないでしょう
というスタンスで読めば、
とてもすごいことなのだと思います。


現在知りうる電子書籍の販売実態は、
1万ダウンロードされる書籍は、
紙媒体で10万部以上売れていないと
かなり難しいという実態があります。
成年向け図書に関しては、どうもその常識は
あてはまらないようです。


電子書籍に関して、出版業界を一歩出れば、
とても冷やかな意見も聞こえてきます。
「だって、読みたい本ないんだもん…」
一番よく聞く意見ですね。
次第に解消されていくことでしょうが、
昨年に関しては、取次大手トーハン発表の
年間トップ10のタイトル中、
今日現在で2点しか電子書籍化されていません。


昨今、小規模書店が多く店を閉めている現実があります。
理由は、そこに行っても欲しい本が無いから…です。
逆にアマゾンは、流行った最大の理由は、
自宅に居ながら欲しい本がなんでも買える…
だったからなのでしょう。
昨年、電子書籍元年といい、
メディアに多く取り上げてもらい話題になりましたが、
訪れた、購買者たる方々に満足いただけて無い状況が多数あったように思えます。


電子書籍市場は今年にも1000億円に成長すると言われています。
成年図書に関しては、とても活性化されているのでしょうが、
ギャンブル業界のようにその市場を隠すような存在には
電子書籍市場は、なってほしく無いですね。

直木賞と芥川賞が発表されましたね

2011.01.18

昨日1月17日、日本文学振興会は、第144回芥川賞・直木賞(平成22年度下半期)の選考会を行い発表をしました。
芥川賞:朝吹真理子さん(26)の『きことわ』と西村賢太さん(43)の『苦役列車』、直木賞:木内昇さん(43)の『漂砂のうたう』と道尾秀介さんの『月と蟹』を選出しました。


両賞が共に2作同時受賞するのは、芥川賞(金原ひとみ「蛇にピアス」、綿矢りさ「蹴りたい背中」)、直木賞(江國香織『号泣する準備はできていた』、京極夏彦『後巷説百物語』)で話題を呼んだ第130回(2004年1月15日発表)以来7年ぶりです。


既に新聞、テレビ、ネットニュースなどでも報じられていますので、受賞者の詳細などは、そちらでご存知かとおもいます。


これを機に文芸書に少しでも多くの読者が、戻ってくることを期待し、
受賞作以外にもたくさん面白い本があるので是非、そういった本にも興味を持ってもらいたいですね。


最近、本を選ばない読者の傾向が年々強くなっています。
著名人の推薦本、由緒ある受賞作品が読まれるのは理解できるのですが、
それ以外は読まないと言う方が増えているのです。
更に顕著なのが、大賞もしくは1位以外はあまり売れないという傾向もあります。


理由の一つにネット書店で「決め買い」していることもあります。
また、「取りあえず読んでみよう」から、「つまらなかったら損をする」に
本に対する価値観が、変わってきているのですね。
社会全体が、最近そういった傾向にあるので無理も無いのですが、
冒険しないと発見できないと言うこともまた、事実ですね。


文芸書は、今とても厳しい状況にあります。
文芸書を生業としていた出版社が、ビジネス書に進出してきている傾向が、
ここ3年くらい顕著になってきています。
弊社のような小出版社のビジネス書を置いて頂く
スペースが、年々きつくなってきているのを感じざるを得ません。


文芸書は、娯楽的要素が強く、損得で考えてしまうと、
自己啓発になるビジネス書の方が、実利があると言うことになるのでしょうか。


娯楽的要素と言えば、ライトノベルズは、それでもまだ売れているようです。
クロスメディア化され、アニメ等の視覚媒体と
あわせることで、様々な展開をして売上を伸ばしているようです。
その様に作品に世界観を広く持たせることで
コアなファンが、いることもあるのでしょうが、
文庫、新書などの安価な値段設定によるところも無視できないようです。


ハードカバーの文芸書2000円…
あなたは手に取る時どうおもうのでしょうか。

文春かって終りでは無く、受賞作品の単行本を是非買って読んでみたいですね…

古本と、リサイクル品と値引かない新刊…?

2011.01.17

先週末にブックオフグループが、プレスリリースを
出されていたのですが、昨今の出版不況いわれる昨今にもかかわらず、
約3億8千8百万部の入荷と、そ7割強を超える
販売実績…すごいですね。

とても、興味深く読ませていただきました。

リンクは、下記になります。
http://www.bookoff.co.jp/news/release/20110113/pdf/20110113_sutenai.pdf

本屋に無いから、古本屋を探す時代から、
先ず、ブックオフに寄って、
同じ本なら安い方が買えないか探す時代に
変わってきているように思えます。

僕のような本を作る側の人間にとっては、
リサイクル商品では、制作者に
利益還元が無いことを理由に
なるべく新刊本を買うようにします。
しかしながら、一般的な消費者利益を考えると、
現状の結果が、正しいのかもしれません。

根底に、日本には再販制度なる
初版の出版時期に関わらず、
新品扱いの本は基本的に割引されない制度があります。

一方、CDなどは、
この制度は既に外れ一定期間経過した
商品は、順次割引販売が出来る仕組みになっています。

出版各社が執拗にこの制度にこだわった結果、
リサイクル商品の価値をあげてしまい、
結果的に、新刊本の販売にも影響するまでに至ってしまった…
という、業界がとても残念な選択をしている様に思えて
なりません。

今、出版業界では、電子書籍への取り組みが、
活発化してきているのですが、
コミックやライトノベルズを除くと、
その市場開拓は、なかなか目に見えて
進んでいない状況があります。

電子書籍は、紙という物質を持たない為、
同じ書名でも安めに値段設定されているとが
傾向としてあるように思えます。

少ない点数を本当にしっかり作っていきたい
弊社にとっては、この状況が追い風には
なかなかなってはくれくれませんね。

まぁ…でも…まず…本を読みましょう。


最近、相撲が不人気のようです…

2011.01.13

スター不在のスポーツと言うのは、どうしても流行らないものです。
今週、1日の両国国技館の最低入場者数を下回ったようです。
僕自身特に相撲に造詣は御座いませんが、とても残念ですね。


プロ野球も、人気が落ちてますね…
テレビ放映が無くなったは、そのあかしでしょう。


絶対的スターが居ないことの要因が大きいのでしょうか。
スポーツイベントのアイコンたる存在は、やはり必要なのでしょう。


ONが健在のまだ、ラジオ、テレビのみが情報源だった時代は、
野球文化も盛況で、何度となく親に後楽園に連れて行って貰ったものです。


とはいえ、情報多様化は、スポーツに限らず、趣味も同じでして、
ネットの繁栄が、マイノリティな趣味を楽しむ人を繋げる役割を持ち、
文化の多様化に役立ているとも言えますね。


好評発売中、「ツール・ド・ランス」は、
ここ数年一気に人気が高まっている
サイクリングスポーツの最高峰
ツール・ド・フランスとそのイベントを1999年から
7連覇した人、ランス・アームストロングの
復帰を追った本なのですが…


さて、困ったものです。


彼ほどのスター選手が、他になかなか見つかりません。
コンタドールの本を考えていたら、
ドーピングの嫌疑がかけられてしまったり、
他の選手に関してもこれから歴史を作ってくれるであろう人たちですが、
まだまだ、出版ネタには難しい印象を受けます。


弊社は出版開始から、ツール・ド・フランス、ランス・アームストロングを
一つのキーワードに毎年、本を出して参りましたが、


今年は自転車の本…どうしましょう…。

新年明けましておめでとうございます

2011.01.05

本年もどうぞ宜しくご愛顧願います。

2011年も明けまして、
本日5日より弊社は、営業開始となります。

1月1日の日本経済新聞社に好評発売中「ツール・ド・ランス」の
広告を掲載させていただきました。

販売につきましては、
英治出版
03-5773-0193
にご注文のほどお願い申し上げます。

また、TREKストア各店及び、
Y’sロード各店様でもお買い求めいただけますので
宜しくお願い申し上げます。

内容につきましては、弊社にお問い合わせのほど
お願い申し上げます。

今年は、新たねジャンルの本にもチャレンジしていきますので
乞うご期待願います。