10年後も情報誌はあるのでしょうか?
2011.02.07
日経広告研究所、日本経済研究センターが、
2011年度の広告費予測を発表しましたね。
09年度広告費の前年度比13.0%減に対し、
10年度は同3.2%増となる見通しのようです。
「雑誌」に関しては10年度下期から4.3%減、11年度上期から2.7%減、
同下期の2.6%減と厳しい予測のようです。
3年前くらいから雑誌の広告低迷により、
情報誌、ファッション誌、女性誌の低迷が特に
記事になっていましたが、
昨年のふろく雑誌で、いったん盛り返したように見えた
雑誌業界も実際は、休刊、廃刊の一途をたどる
版元がとても多かったですね。
単価の大きいテレビ業界はその上を行く不景気にも関わらず、
とかく話題になるのは新聞の広告不況です。
では、ネット業界も広告をとれているのかと言えば、
実際は、ECサイトでの販売事態が一番広告効果があったりして
単なる広告の掲載に疑問符がつき始めている昨今です。
さて、広告のそもそもとれない
文芸誌や、コミック誌は
内容だけで頑張っているわけですから
そういう意味では、多少我慢強い気がします。
とはいえ、5年前に比べ自分自身も確実に
雑誌を買う冊数が減っているなぁと感じる今日この頃です。